FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア
旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
→原文はコチラ
人名の命名ルール:エレゼン偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
エレゼン
エレゼンは誇り高き民であり、フォレスターとシェーダーはどちらも己の出自を大切にしています。そして、使っている個人名や苗字は、彼らがひとつの部族であった遠い昔から変わっていません。しかしながら、長い年月を経て、犬猿の仲となった両部族では、今や同じ苗字を使う事はありません。
なお、命名ルールや発音はフランス語に近くなっています。
●エレゼン男性の場合
エレゼンの女性に比べると、その個人名はやや長めです。そして、「オワ(loix)」「オー(aux)」「モン(mont)」「ジャン(geant)」などで終わる名前が多いのが特徴です。
例)レモー(Raitmeaux)
例)ムールショ(Mourechaux)
例)ノジュロアー(Nogeloix)
例)パディユー(Padilloux)
例)ヴェールモン(Vairemont)
例)カリロー(Carrilaut)
例)オリフォル(Aurifort)
例)ベルテナン(Bertennant)
●エレゼン女性の場合
エレゼンの男性に比べると、その個人名はやや短めです。そして、「ヌ(ne)」「エット(ette)」「エル(elle)」「イー(ie)」などで終わる名前が多いのが特徴です。
例)ティヴィオヌ(Tivionne)
例)エルヴィアヌ(Elviane)
例)ジェヌレット(Jainelette)
例)ソレット(Saulette)
例)エトアネル(Etoinelle)
例)ピメル(Pimelle)
例)ジャニ(Jannie)
例)ソリ(Ceaulie)
●ヒューランとエレゼンの名前について
エレゼンの名前には、ヒューランに近い名前も存在しています。
これを証拠として、「エレゼンとヒューランは元々、同じ種族だった」との仮説を主張する歴史学者がいます。ただし、ヒューランの学者がそのような仮説を言い張ったところで、誇り高きエレゼンたちが同意するはずもありません。彼らは「ヒューラン・エレゼン同根説」を完全に否定することでしょう。
例)ルイス(Louis)=ルイゾワ(Louisoix)
例)ユージーン(Eugene)=ウジェネール(Eugenaire)
例)アーサー(Arthur)=アルチュリュー(Arthurioux)
例)グウェン(Gwe)=グエノリ(Gwenolie)
例)ヒルダ(Hilda)=イルディー(Hildie)
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人名の命名ルール:エレゼン偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
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エレゼン
エレゼンは誇り高き民であり、フォレスターとシェーダーはどちらも己の出自を大切にしています。そして、使っている個人名や苗字は、彼らがひとつの部族であった遠い昔から変わっていません。しかしながら、長い年月を経て、犬猿の仲となった両部族では、今や同じ苗字を使う事はありません。
なお、命名ルールや発音はフランス語に近くなっています。
●エレゼン男性の場合
エレゼンの女性に比べると、その個人名はやや長めです。そして、「オワ(loix)」「オー(aux)」「モン(mont)」「ジャン(geant)」などで終わる名前が多いのが特徴です。
例)レモー(Raitmeaux)
例)ムールショ(Mourechaux)
例)ノジュロアー(Nogeloix)
例)パディユー(Padilloux)
例)ヴェールモン(Vairemont)
例)カリロー(Carrilaut)
例)オリフォル(Aurifort)
例)ベルテナン(Bertennant)
●エレゼン女性の場合
エレゼンの男性に比べると、その個人名はやや短めです。そして、「ヌ(ne)」「エット(ette)」「エル(elle)」「イー(ie)」などで終わる名前が多いのが特徴です。
例)ティヴィオヌ(Tivionne)
例)エルヴィアヌ(Elviane)
例)ジェヌレット(Jainelette)
例)ソレット(Saulette)
例)エトアネル(Etoinelle)
例)ピメル(Pimelle)
例)ジャニ(Jannie)
例)ソリ(Ceaulie)
●ヒューランとエレゼンの名前について
エレゼンの名前には、ヒューランに近い名前も存在しています。
これを証拠として、「エレゼンとヒューランは元々、同じ種族だった」との仮説を主張する歴史学者がいます。ただし、ヒューランの学者がそのような仮説を言い張ったところで、誇り高きエレゼンたちが同意するはずもありません。彼らは「ヒューラン・エレゼン同根説」を完全に否定することでしょう。
例)ルイス(Louis)=ルイゾワ(Louisoix)
例)ユージーン(Eugene)=ウジェネール(Eugenaire)
例)アーサー(Arthur)=アルチュリュー(Arthurioux)
例)グウェン(Gwe)=グエノリ(Gwenolie)
例)ヒルダ(Hilda)=イルディー(Hildie)
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FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア
旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
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人名の命名ルール:ヒューラン偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
ヒューラン・ミッドランダー
ヒューランの個人名は、中世ヨーロッパのアングロ・サクソン人、ケルト人、ブリトン人が使っていた名前に似ています。そして、苗字は始祖たちの「職業」や「住んでいた場所」、「外見」などから取ることが多いようです。
●ミッドランダー男性の場合
例)ネッダード・ベーカー(Eddard Baker) 苗字の意味=パン職人
例)ピーター・ストーン(Petyr Stone) 苗字の意味=石
例)ベルモント・ミラー(Belmont Miller) 苗字の意味=製粉職人
●ミッドランダー女性の場合
例)イソルデ・スターク(Isolde Stark) 苗字の意味=過酷
例)へスター・スキナー(Hester Skinner) 苗字の意味=皮剥ぎ職人
例)ジョイス・ブラウン(Joyse Browne) 苗字の意味=茶色
ヒューラン・ハイランダー
ハイランダーの個人名は、中世ヨーロッパのゲルマン人やノルマン人が使っていた名前に似ています。
そして、苗字は戦争を好むハイランダーだけに、戦いで得た称号や異名を好んで用いています。
したがって、「激しい」苗字が多いのです。
●ハイランダー男性の場合
例)エーテルウォルド(Aethlwold Hunter) 苗字の意味=狩人
例)フンフリッド(Hunfrid Longblade) 苗字の意味=長い刃
例)レウェンハート(Lewenhart Boarsblood) 苗字の意味=猪の血
●ハイランダー女性の場合
例)シグベルタ(Sigberta Strong) 苗字の意味=強い
例)オリルディス(Orieldis Blacke) 苗字の意味=黒
例)ベルガルド・ソーン(Bergard Thorne) 苗字の意味=棘
【豆知識】ハイランダーの個人名は、ルガディン(ゼーヴォルフ)の名前に似ている場合があります。そのため、ミッドランダーにバカにされることがあり、よく酒場での喧嘩のきっかけとなっています。「お前の母ちゃんデベソ!」ならぬ、「お前の母ちゃんゼーヴォルフ!」といった感じでしょうか? ミッドランダーに比べ、ハイランダーが筋骨隆々であることに対する嫉妬が含まれているのかもしれませんね。
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ヒューラン・ミッドランダー
ヒューランの個人名は、中世ヨーロッパのアングロ・サクソン人、ケルト人、ブリトン人が使っていた名前に似ています。そして、苗字は始祖たちの「職業」や「住んでいた場所」、「外見」などから取ることが多いようです。
●ミッドランダー男性の場合
例)ネッダード・ベーカー(Eddard Baker) 苗字の意味=パン職人
例)ピーター・ストーン(Petyr Stone) 苗字の意味=石
例)ベルモント・ミラー(Belmont Miller) 苗字の意味=製粉職人
●ミッドランダー女性の場合
例)イソルデ・スターク(Isolde Stark) 苗字の意味=過酷
例)へスター・スキナー(Hester Skinner) 苗字の意味=皮剥ぎ職人
例)ジョイス・ブラウン(Joyse Browne) 苗字の意味=茶色
ヒューラン・ハイランダー
ハイランダーの個人名は、中世ヨーロッパのゲルマン人やノルマン人が使っていた名前に似ています。
そして、苗字は戦争を好むハイランダーだけに、戦いで得た称号や異名を好んで用いています。
したがって、「激しい」苗字が多いのです。
●ハイランダー男性の場合
例)エーテルウォルド(Aethlwold Hunter) 苗字の意味=狩人
例)フンフリッド(Hunfrid Longblade) 苗字の意味=長い刃
例)レウェンハート(Lewenhart Boarsblood) 苗字の意味=猪の血
●ハイランダー女性の場合
例)シグベルタ(Sigberta Strong) 苗字の意味=強い
例)オリルディス(Orieldis Blacke) 苗字の意味=黒
例)ベルガルド・ソーン(Bergard Thorne) 苗字の意味=棘
【豆知識】ハイランダーの個人名は、ルガディン(ゼーヴォルフ)の名前に似ている場合があります。そのため、ミッドランダーにバカにされることがあり、よく酒場での喧嘩のきっかけとなっています。「お前の母ちゃんデベソ!」ならぬ、「お前の母ちゃんゼーヴォルフ!」といった感じでしょうか? ミッドランダーに比べ、ハイランダーが筋骨隆々であることに対する嫉妬が含まれているのかもしれませんね。
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FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア
旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
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人名の命名ルール:ミコッテ偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
ミコッテ・サンシーカー
サンシーカーの個人名は、1~2音節の短いものが多いのが特徴です。そして、スペルに「h」という文字がよく使われますが(Bhee, Kuzh, Pahsh)、これはミコッテが発話時に出す「フーッ」という猫科動物のような独特の音を現します。ただし、ミコッテ以外の種族には、発音が難しいため、一般的に名前を読むときには「h」は無視されることが多いのです。
●サンシーカーの氏族名
「第五霊災:大氷雪時代」のこと。ミコッテたちは、獲物が少なくなった故郷を後にし、凍った海を渡ってエオルゼアへと渡って来ました。このとき渡来したサンシーカー26氏族は、偶然にもエオルゼア文字が26字あることを知ります。運命を感じた彼らは、それぞれの氏族が一文字ずつを個人名の前に頂くことにしました。
つまりヤ・シュトラの場合、「ヤ氏族のシュトラさん」という意味になります。
なお、各氏族は、それぞれ1種類の狩りに関わる生物をトーテムとして大切にしています。
以下が各氏族のエオルゼア文字(アルファベット)と、トーテムの対応表です。
アルファベット 発音 トーテム
A ア アンテロープ(Antelope)
B ビ ボア(Boar)
C カ クァール(Coeurl)
D デ ドードー(Dodo)
E エ サラマンダー(Salamander)
F フ ベア(Bear)
G グ グリフォン(Gryphon)
H ハ ギガントード(Gigantoad)
I イ バッファロー(Bufflalo)
J ジャ ジャッカル(Jackal)
K ク ヒッパリオン(Hipparion)
L リ ヴァイパー(Viper)
M メ マーモット(Marmot)
N ン アルドゴート(Aldgoat)
O オ モール(Mole)
P ペ バジリスク(Basilisk)
Q キ プーク(Puk)
R ル ラプトル(Raptor)
S ス ズー(Zu)
T チャ コンドル(Condor)
U ウ ドレイク(Drake)
V ヴァ ヴァルチャー(Vulture)
W ワ ウルフ(Wolf)
X シ リンクス(Lynx)
Y ヤ ジャガー(Jaguar)
Z ジョ ジズ(Ziz)
●サンシーカー男性の場合
サンシーカーの男性には、氏族名はつけますが家族を現す「苗字」に相当する部分がありません。それは、彼ら男性自身が家族の「源」であると考えているからです。そして、苗字の代りにラストネームとして、自らの立場を現す「ヌン(縄張りを持ち、子孫を残す父親)」と「ティア(縄張りを持たない自由人)」のどちらかを付けます。
男はすべて「ティア」として育てられます。彼らが「ヌン」となる方法は2つのみ。
1つ目は、既存の「ヌン」に1対1の戦いを挑み、勝利して縄張りを獲得する方法。
2つ目は、独力で新たな縄張りを獲得し、女性をめとって「ヌン」になるという方法。
野蛮に思えるかもしれない風習ですが、これは子供が必ず強い種から産まれるようにするためだと言われています。
なお、氏族によって差はあるものの、1人の「ヌン」に対して、10~50人ほどの女性が家族として共に暮らすようです。なんというハーレム……。
したがって、冒険者として気ままな暮らしをする者は、ほとんどの場合、「ティア」ということになります。
ちなみに、1つの部族に複数の「ヌン」がいる場合もあります。複数の「ヌン」が女性たちと暮らし、子供を育てるだけの十分な広さの縄張りがある場合は……ですが。
そして「ヌン」=「リーダー」とは限りません。ほかに考えるべきことが多いですから。
例)オ・ラハ・ティア(O'raha Tia)
例)オ・ベン・ティア(O'bhen Tia)
例)ウ・オド・ヌン(U'odh Nunh)
例)ク・チャカ・ヌン(K'tyaka Nunh)
※命名ルール:「氏族名」・「個人名」・「ティアorヌン」
●サンシーカー女性の場合
サンシーカーの女性には、氏族名と個人名に続き、家族を現す「苗字」が付きます。その「苗字」には、父親の個人名を用います。
ル・スーシモ・リキ(R'Sushmo Rhiki)という名の場合、「ル氏族のリキの娘、スーシモさん」という意味になります。
例)ン・ボラタ・ラハ(N'bolata Raha)
例)ア・ズーミン・ベン(A'zumyn Bhen)
例)ハ・ムネコ・オド(H'amneko Odh)
例)ジャ・ナンゴ・チャカ(J'nangho Tyaka)
※命名ルール:「氏族名」・「個人名」・「苗字(=父親の個人名)」
●サンシーカーの名前の発音について
氏族名と個人名は、続けて発音するのが通例です。
例えば「H'amneko」という名前の場合、氏族名と個人名を分けて発音すると「H=ハ」「amneko=アムネコ」になりますが、続けて発音するため「ハ・ムネコ」となります。
ただし、友達や恋人同士など、ごく親しい間柄で会話する場合、意図的に氏族名をはぶいて呼ぶケースがあります。「フ・ラミン」のことを「ラミン」と呼ぶ、といった感じです。
ミコッテ・ムーンキーパー
父親を中心として考えるサンシーカーの文化と異なり、ムーンキーパーは母親を中心として考えます。苗字は、母親から受け継ぐものとされているのです。そして、個々の苗字は歴史が記録される以前から(一説では第一星暦時代から)存在しているとさえ言われています。
ムーンキーパーたちは、多くても2~3家族程度の小規模なコミュニティを築くため「氏族」という概念を持ちません。そのため、サンシーカーとは異なり、「氏族名」を持たないのです。
●ムーンキーパー女性の場合
ムーンキーパーの女性の個人名は、サンシーカー男性のように短いのが特徴です。これは、母親の力強さの象徴であるとされています。なお、発音しない「H」が多くみられる点については、ミコッテ共通の特徴となります。
例)オキ・ンボロ(Okhi Nbolo)
例)チェミ・ジンジャル(Cemi Jinjahl)
例)ゴタ・ジャーブ(Gota Jaab)
例)シザ・エポカン(Sizha Epocan)
※命名ルール:「個人名」・「母親から受け継いだ苗字」
●ムーンキーパー男性の場合
ムーンキーパーの男性の個人名は、女性のそれとほぼ同じになります。したがって、個人名だけ見ても性別を判定できません。
ただし、個人名の末尾に「母親にとって何番目の男児か」を示す音節が加わります。
長男:ア(a)
次男:ト(to)
三男:リ(li)
四男:セ(sae)
五男:ラ(ra)
六男:イル(ir)
七男:ヲ(wo)
八男:ヤ(ya)
九男:ジ(zi)
十男:タン(tan)
※元々、男性が生まれる確率が低いため、10人もの男児が生まれることなど、事実上ほとんどありませんが、伝統として決められてはいる状態です。
例)オキ・ア・ンボロ(Okhi'a Nbolo)=ンボロ家の長男オキ
例)チェミ・ト・ジンジャル(Cemi'to Jinjahl)=ジンジャル家の次男チェミ
例)ゴタ・リ・ジャーブ(Gota'li Jaab)=ジャーブ家の三男ゴタ
例)シザ・セ・エポカン(Sizha'sae Epocan)=エポカン家の四男シザ
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人名の命名ルール:ミコッテ偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
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ミコッテ・サンシーカー
サンシーカーの個人名は、1~2音節の短いものが多いのが特徴です。そして、スペルに「h」という文字がよく使われますが(Bhee, Kuzh, Pahsh)、これはミコッテが発話時に出す「フーッ」という猫科動物のような独特の音を現します。ただし、ミコッテ以外の種族には、発音が難しいため、一般的に名前を読むときには「h」は無視されることが多いのです。
●サンシーカーの氏族名
「第五霊災:大氷雪時代」のこと。ミコッテたちは、獲物が少なくなった故郷を後にし、凍った海を渡ってエオルゼアへと渡って来ました。このとき渡来したサンシーカー26氏族は、偶然にもエオルゼア文字が26字あることを知ります。運命を感じた彼らは、それぞれの氏族が一文字ずつを個人名の前に頂くことにしました。
つまりヤ・シュトラの場合、「ヤ氏族のシュトラさん」という意味になります。
なお、各氏族は、それぞれ1種類の狩りに関わる生物をトーテムとして大切にしています。
以下が各氏族のエオルゼア文字(アルファベット)と、トーテムの対応表です。
アルファベット 発音 トーテム
A ア アンテロープ(Antelope)
B ビ ボア(Boar)
C カ クァール(Coeurl)
D デ ドードー(Dodo)
E エ サラマンダー(Salamander)
F フ ベア(Bear)
G グ グリフォン(Gryphon)
H ハ ギガントード(Gigantoad)
I イ バッファロー(Bufflalo)
J ジャ ジャッカル(Jackal)
K ク ヒッパリオン(Hipparion)
L リ ヴァイパー(Viper)
M メ マーモット(Marmot)
N ン アルドゴート(Aldgoat)
O オ モール(Mole)
P ペ バジリスク(Basilisk)
Q キ プーク(Puk)
R ル ラプトル(Raptor)
S ス ズー(Zu)
T チャ コンドル(Condor)
U ウ ドレイク(Drake)
V ヴァ ヴァルチャー(Vulture)
W ワ ウルフ(Wolf)
X シ リンクス(Lynx)
Y ヤ ジャガー(Jaguar)
Z ジョ ジズ(Ziz)
●サンシーカー男性の場合
サンシーカーの男性には、氏族名はつけますが家族を現す「苗字」に相当する部分がありません。それは、彼ら男性自身が家族の「源」であると考えているからです。そして、苗字の代りにラストネームとして、自らの立場を現す「ヌン(縄張りを持ち、子孫を残す父親)」と「ティア(縄張りを持たない自由人)」のどちらかを付けます。
男はすべて「ティア」として育てられます。彼らが「ヌン」となる方法は2つのみ。
1つ目は、既存の「ヌン」に1対1の戦いを挑み、勝利して縄張りを獲得する方法。
2つ目は、独力で新たな縄張りを獲得し、女性をめとって「ヌン」になるという方法。
野蛮に思えるかもしれない風習ですが、これは子供が必ず強い種から産まれるようにするためだと言われています。
なお、氏族によって差はあるものの、1人の「ヌン」に対して、10~50人ほどの女性が家族として共に暮らすようです。なんというハーレム……。
したがって、冒険者として気ままな暮らしをする者は、ほとんどの場合、「ティア」ということになります。
ちなみに、1つの部族に複数の「ヌン」がいる場合もあります。複数の「ヌン」が女性たちと暮らし、子供を育てるだけの十分な広さの縄張りがある場合は……ですが。
そして「ヌン」=「リーダー」とは限りません。ほかに考えるべきことが多いですから。
例)オ・ラハ・ティア(O'raha Tia)
例)オ・ベン・ティア(O'bhen Tia)
例)ウ・オド・ヌン(U'odh Nunh)
例)ク・チャカ・ヌン(K'tyaka Nunh)
※命名ルール:「氏族名」・「個人名」・「ティアorヌン」
●サンシーカー女性の場合
サンシーカーの女性には、氏族名と個人名に続き、家族を現す「苗字」が付きます。その「苗字」には、父親の個人名を用います。
ル・スーシモ・リキ(R'Sushmo Rhiki)という名の場合、「ル氏族のリキの娘、スーシモさん」という意味になります。
例)ン・ボラタ・ラハ(N'bolata Raha)
例)ア・ズーミン・ベン(A'zumyn Bhen)
例)ハ・ムネコ・オド(H'amneko Odh)
例)ジャ・ナンゴ・チャカ(J'nangho Tyaka)
※命名ルール:「氏族名」・「個人名」・「苗字(=父親の個人名)」
●サンシーカーの名前の発音について
氏族名と個人名は、続けて発音するのが通例です。
例えば「H'amneko」という名前の場合、氏族名と個人名を分けて発音すると「H=ハ」「amneko=アムネコ」になりますが、続けて発音するため「ハ・ムネコ」となります。
ただし、友達や恋人同士など、ごく親しい間柄で会話する場合、意図的に氏族名をはぶいて呼ぶケースがあります。「フ・ラミン」のことを「ラミン」と呼ぶ、といった感じです。
ミコッテ・ムーンキーパー
父親を中心として考えるサンシーカーの文化と異なり、ムーンキーパーは母親を中心として考えます。苗字は、母親から受け継ぐものとされているのです。そして、個々の苗字は歴史が記録される以前から(一説では第一星暦時代から)存在しているとさえ言われています。
ムーンキーパーたちは、多くても2~3家族程度の小規模なコミュニティを築くため「氏族」という概念を持ちません。そのため、サンシーカーとは異なり、「氏族名」を持たないのです。
●ムーンキーパー女性の場合
ムーンキーパーの女性の個人名は、サンシーカー男性のように短いのが特徴です。これは、母親の力強さの象徴であるとされています。なお、発音しない「H」が多くみられる点については、ミコッテ共通の特徴となります。
例)オキ・ンボロ(Okhi Nbolo)
例)チェミ・ジンジャル(Cemi Jinjahl)
例)ゴタ・ジャーブ(Gota Jaab)
例)シザ・エポカン(Sizha Epocan)
※命名ルール:「個人名」・「母親から受け継いだ苗字」
●ムーンキーパー男性の場合
ムーンキーパーの男性の個人名は、女性のそれとほぼ同じになります。したがって、個人名だけ見ても性別を判定できません。
ただし、個人名の末尾に「母親にとって何番目の男児か」を示す音節が加わります。
長男:ア(a)
次男:ト(to)
三男:リ(li)
四男:セ(sae)
五男:ラ(ra)
六男:イル(ir)
七男:ヲ(wo)
八男:ヤ(ya)
九男:ジ(zi)
十男:タン(tan)
※元々、男性が生まれる確率が低いため、10人もの男児が生まれることなど、事実上ほとんどありませんが、伝統として決められてはいる状態です。
例)オキ・ア・ンボロ(Okhi'a Nbolo)=ンボロ家の長男オキ
例)チェミ・ト・ジンジャル(Cemi'to Jinjahl)=ジンジャル家の次男チェミ
例)ゴタ・リ・ジャーブ(Gota'li Jaab)=ジャーブ家の三男ゴタ
例)シザ・セ・エポカン(Sizha'sae Epocan)=エポカン家の四男シザ
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旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
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人名の命名ルール:ララフェル偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
ララフェル・プレーンフォーク
プレーンフォークかデューンフォークかに関わらず、ララフェルの名前は「リズム」や「韻」、「音節」に規則性があります。その規則さえ覚えてしまえば、名前を見るだけで、性別や部族が判別できるのです(両部族の混血の場合は、その限りではありませんが)。
こうした規則は、古ララフェル語が「うた(歌、詩)」と深く結びついた言語であることに由来します。なお、古ララフェル語には、5つの母音(あいうえお)しかないため、他種族の名前とは明らかにスペルや発音が異なっている点も特徴といえるでしょう。
ちなみに、ララフェルのラストネームは「血統を現すファミリーネーム(苗字)」ではなく、成人と同時に名付ける「字(あざな)」のようなもので、個人名とセットで規則に基づいて決定されます。
●プレーンフォーク男性の場合
規則1) AB‐CBというパターンで韻を踏む
規則2) AとCの部分は、韻を踏まなくてOK
規則3) A、B、Cのそれぞれは、殆どの場合1~2音節
例)ゾリード・マナリード
例)コペル・ヨーペル
例)アルカ・ゾルカ
例)ワグダ・マバグダ
例)テレジ・アデレジ
【豆知識】プレーンフォークの男性は、普段の会話でも礼儀として「フルネーム」を使う文化があります。NPCのディスプレイネームがフルネーム表記なのも、その点を現したものなのです。
●プレーンフォーク女性の場合
規則1) ABB‐ABというパターンで韻を踏む
規則2) AとBは、それぞれ1音節(「n」は音節に数えない)
例)ミモモ・ミモ
例)トキキ・トキ
例)ウララ・ウラ
例)ホンメメ・ホンメ
ララフェル・デューンフォーク
●デューンフォーク男性の場合
規則1) AAB‐CCBというパターンで韻を踏む
規則2) AとCの部分は、母音で韻を踏んでも踏まなくてもいい
規則3) AとCは、それぞれ1音節。Bは2音節
例)ジャジャリク・ナナリク(AとCが同じ母音で韻を踏んでいる)
例)モモメナ・ロロメナ(AとCが同じ母音で韻を踏んでいる)
例)ヌヌルパ・タタルパ(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
例)ファファジョニ・ククジョニ(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
例)ロロリト・ナナリト(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
●デューンフォーク女性の場合
規則1) AAB‐ABというパターンで韻を踏む
規則2) AとBは、それぞれ1音節
例)ジャジャノ・ジャノ
例)ココビ・コビ
例)ヤヤモ・ヤモ
例)チュチュム・チュム
例)モモディ・モディ
【豆知識】王族の場合、ミドルネームが付きます。ウルダハのウル朝王家であれば「ウル」、シラディハのシラ朝王家であれば「シラ」など。
例)ナナモ・ウル・ナモ
例)ララウェフ・シラ・タタウェフ
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人名の命名ルール:ララフェル偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、
エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
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ララフェル・プレーンフォーク
プレーンフォークかデューンフォークかに関わらず、ララフェルの名前は「リズム」や「韻」、「音節」に規則性があります。その規則さえ覚えてしまえば、名前を見るだけで、性別や部族が判別できるのです(両部族の混血の場合は、その限りではありませんが)。
こうした規則は、古ララフェル語が「うた(歌、詩)」と深く結びついた言語であることに由来します。なお、古ララフェル語には、5つの母音(あいうえお)しかないため、他種族の名前とは明らかにスペルや発音が異なっている点も特徴といえるでしょう。
ちなみに、ララフェルのラストネームは「血統を現すファミリーネーム(苗字)」ではなく、成人と同時に名付ける「字(あざな)」のようなもので、個人名とセットで規則に基づいて決定されます。
●プレーンフォーク男性の場合
規則1) AB‐CBというパターンで韻を踏む
規則2) AとCの部分は、韻を踏まなくてOK
規則3) A、B、Cのそれぞれは、殆どの場合1~2音節
例)ゾリード・マナリード
例)コペル・ヨーペル
例)アルカ・ゾルカ
例)ワグダ・マバグダ
例)テレジ・アデレジ
【豆知識】プレーンフォークの男性は、普段の会話でも礼儀として「フルネーム」を使う文化があります。NPCのディスプレイネームがフルネーム表記なのも、その点を現したものなのです。
●プレーンフォーク女性の場合
規則1) ABB‐ABというパターンで韻を踏む
規則2) AとBは、それぞれ1音節(「n」は音節に数えない)
例)ミモモ・ミモ
例)トキキ・トキ
例)ウララ・ウラ
例)ホンメメ・ホンメ
ララフェル・デューンフォーク
●デューンフォーク男性の場合
規則1) AAB‐CCBというパターンで韻を踏む
規則2) AとCの部分は、母音で韻を踏んでも踏まなくてもいい
規則3) AとCは、それぞれ1音節。Bは2音節
例)ジャジャリク・ナナリク(AとCが同じ母音で韻を踏んでいる)
例)モモメナ・ロロメナ(AとCが同じ母音で韻を踏んでいる)
例)ヌヌルパ・タタルパ(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
例)ファファジョニ・ククジョニ(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
例)ロロリト・ナナリト(AとCが異なる母音で韻を踏んでいない)
●デューンフォーク女性の場合
規則1) AAB‐ABというパターンで韻を踏む
規則2) AとBは、それぞれ1音節
例)ジャジャノ・ジャノ
例)ココビ・コビ
例)ヤヤモ・ヤモ
例)チュチュム・チュム
例)モモディ・モディ
【豆知識】王族の場合、ミドルネームが付きます。ウルダハのウル朝王家であれば「ウル」、シラディハのシラ朝王家であれば「シラ」など。
例)ナナモ・ウル・ナモ
例)ララウェフ・シラ・タタウェフ
Community テーマ - FINAL FANTASY XIV ジャンル - オンラインゲーム
FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア
旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
→原文はコチラ
人名の命名ルール:ルガディン偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
ルガディン:ゼーヴォルフ
ゼーヴォルフは、古来からの伝統を守り「古ルガディン語」に由来した名前を使っています。そのため、意味が分かりにくいのですが、ちゃんとルールがあるのです。
●ゼーヴォルフ男性の場合
「古ルガディン語」の2つの単語の組合せによって、「個人名」が構成されています。
2つ目の単語は必ず「名詞」になり、1つ目の単語にはその名詞を説明するための「形容詞」や「動詞」などが入ります。
(個々の単語については、別ポストの「古ルガディン語辞典」を参照願います)
例)グレイントゥーム(Greintoum)の場合
「グレイン(grein)=銅の(bronze)」+「トゥーム(toum)=夢(dream)」
例)ミートミルガン(Mytemyrgan)の場合
「ミート(myte)=真ん中の(middle)」+「ミルガン(myrgan)=朝(Morning)」
例)アートマス(Ahtmhas)の場合
「アート(aht)=八つの(Eight)」+「マス(mhas)=傷跡(scars)」
【豆知識】ルガディンは「雨」を意味する「ルガン」と、「人」を意味する「ディン」の組合せで、「雨の民」という意味になります。その名は、故郷である北洋諸島が雨や霧が多い土地であったことに由来するのです。
●ゼーヴォルフ女性の場合
女性の名前も、男性と同様に2つの単語の組合せによって作られています。ただし、2つ目の単語は、多くの場合、以下の8つから選ばれます。
- 「スイス(Swys)」=「姉妹(Sister)」
例)エルムスイス(Aermswys)=貧しい妹(Poor Sister)
- 「トータ(Thota)」=「娘(Daughter)」
例)クリントータ(Klynthota)=小さな娘(Small Daughter)
- 「ウィダ(Wyda)」=「柳(Willow)」
例)ディルストウィダ(Dyrstwyda)=渇いた柳(Thirsty Willow)
- 「ゲイム(Geim)」=「宝石(Jewel)」
例)ロットゲイム(Rhotgeim)=赤い宝石(Red Jewel)
- 「ウィブ(Wyb)」=「女(Woman)」
例)メルウィブ(Merlwyb)=海の女(Sea Woman)
- 「レール(Rael)」=「牝鹿(Doe)」
例)デュスレール(Doesrael)=二頭の牝鹿(Two Does)
- 「ロナ(Lona)」=「集める者(Gatherer)」
例)スティルンロナ(Styrnlona)=星を集める者(Star Gatherer)
- 「ブリダ(Bryda)」=「花嫁(Bride)」
例)ブリスブリダ(Blyssbryda)=蕾の花嫁(Blossom Bride)
●さらに詳細なルール
2つの単語を組み合わせる際に、単語のスペルと発音に変化が生じる3つのルールが存在します。
・1つ目の単語に、名詞を形容詞として使う場合は「i(イ)」を足す
例)「氷のビール」を意味する名前の場合
「Ais(アイス)」+「i(イ)」+「Bhir(ビル)」=「アイシービル(Aisibhir)」
・2つ目の単語に、動詞を「~する者」という意味で使う場合は「a(ア)」を足す
例)「氷を砕く者」を意味する名前の場合
「Ais(アイス)」+「Braen(ブレーン)」+「a(ア)」=「アイスブレーナ(Aisbraena)」
・1つ目の単語に、動詞を形容詞として使う場合は「n(ン)」を足す
例)「導く(導いている)男」を意味する名前の場合
「Floer(フルール)」+「n(ン)」+「Mann(マン)」=「フルールンマン(Floernmann)」
●ゼーヴォルフの姓
ゼーヴォルフの姓は、父親の個人名に、「息子」を現す「シン」か、「娘」を現す「ウィン」を足すことで構成されています。
メルウィブ提督のラストネーム「ブルーフィスウィン」を例に見てみましょう。
例)ブルーフィスウィンの場合
「ブルー(Bloe):青」+「フィス(fhis):魚」+「ウィン(wyn):娘」
つまり、「青い魚」を意味する「ブルーフィス」という名の父親の元に生まれた「娘」であることが解ります。さて、この「ブルーフィス」さん、いつか出てくるのでしょうか?
ちなみに「トータ」と「ウィン」は、どちらも「娘」を意味する単語ですが、前者は個人名のみに、後者は姓にしか使えないというルールがあります。
ルガディン:ローエンガルデ
伝統的な「古ルガディン語」の名前を持つゼーヴォルフに対し、ローエンガルデはエオルゼアで広く使われている「共通語(※)」の名前を持ちます。それは、ローエンガルデが内陸部に移住し、ほかの種族と積極的に交流してきたからに他なりません。他種族からも解りやすく、覚えやすいように、自分たちの名前を「共通語」に翻訳したのです。
もちろん、ゼーヴォルフであっても「共通語」の通名を名乗る人もいれば、ローエンガルデでも伝統的な名前を使う人も~稀ではありますが~います。どこにでも変わり者はいる、という事ですね。
※FFXIVでは「エオルゼア共通語」を現す場合、英語で表記しています。地名や店名などに英語由来のものが多いのは、そのためです。
●ローエンガルデ男性の場合
ゼーヴォルフと同じく、2つの単語によって名前を構成しています。そして「自然界」から単語を引用することが多いという傾向があります。
例)トールマ・ウンテン(Tall Mountain)=高い山
例)スピニング・ブレイド(Spinning Blade)=回転する刃
例)アノニマス・ムース(Anonymous Moose)=名も無きヘラジカ
例)スティル・リバー(Still River)=静かなる川
例)アングリー・クァール(Angry Coeurl)=怒れるクァール
●ローエンガルデ女性の場合
男性と全く同じルールです。ゼーヴォルフの場合、主に使われる単語が8つに絞られていますが、ローエンガルデの女性には制限がありません。
強いて言えば、「植物」にまつわる単語が使われることが多いのですが、それは「男性名に植物の単語を使わない」とか「女性名に植物以外の単語を使わない」といったことを意味する訳でないのです。
例)ブルー・リリー(Blue Lily)=青い百合
例)ウィーピング・オーキッド(Weeping Orchid)=涙を流す蘭
例)ダイビング・スワロー(Diving Sparrow)=降下するスズメ
例)サイレント・モス(Silent Moss)=静かなる苔
●ローエンガルデの姓
ローエンガルデは、古くから他民族と交流しており、故郷である山岳部を出て傭兵産業や鉱業などに従事する若者が多くいます。そうした個人で行動する若者の間では、個人主義が根付いており、故郷から旅立った者は姓を捨てる人がほとんどなのです。
したがって、ローエンガルデの冒険者の多くが、個人名のみで通しています。
旧版FFXIVフォーラムにて、開発元から世界設定の公開があったので転載します。
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人名の命名ルール:ルガディン偏
プレイヤーキャラクターの「名前」は、長く付き合っていくものだけに、慎重に決めたいもの。
「新生」にあたって、名前を変更しようと思っている方、もしくは新規キャラクターを作成しようと思っている方のために、エオルゼアの世界の人々が、どのようなルールで命名されているのかを紹介してみたいと思います。
せっかくだから名前もロールプレイングしてみたい、と思っている方の参考になれば幸いです。
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ルガディン:ゼーヴォルフ
ゼーヴォルフは、古来からの伝統を守り「古ルガディン語」に由来した名前を使っています。そのため、意味が分かりにくいのですが、ちゃんとルールがあるのです。
●ゼーヴォルフ男性の場合
「古ルガディン語」の2つの単語の組合せによって、「個人名」が構成されています。
2つ目の単語は必ず「名詞」になり、1つ目の単語にはその名詞を説明するための「形容詞」や「動詞」などが入ります。
(個々の単語については、別ポストの「古ルガディン語辞典」を参照願います)
例)グレイントゥーム(Greintoum)の場合
「グレイン(grein)=銅の(bronze)」+「トゥーム(toum)=夢(dream)」
例)ミートミルガン(Mytemyrgan)の場合
「ミート(myte)=真ん中の(middle)」+「ミルガン(myrgan)=朝(Morning)」
例)アートマス(Ahtmhas)の場合
「アート(aht)=八つの(Eight)」+「マス(mhas)=傷跡(scars)」
【豆知識】ルガディンは「雨」を意味する「ルガン」と、「人」を意味する「ディン」の組合せで、「雨の民」という意味になります。その名は、故郷である北洋諸島が雨や霧が多い土地であったことに由来するのです。
●ゼーヴォルフ女性の場合
女性の名前も、男性と同様に2つの単語の組合せによって作られています。ただし、2つ目の単語は、多くの場合、以下の8つから選ばれます。
- 「スイス(Swys)」=「姉妹(Sister)」
例)エルムスイス(Aermswys)=貧しい妹(Poor Sister)
- 「トータ(Thota)」=「娘(Daughter)」
例)クリントータ(Klynthota)=小さな娘(Small Daughter)
- 「ウィダ(Wyda)」=「柳(Willow)」
例)ディルストウィダ(Dyrstwyda)=渇いた柳(Thirsty Willow)
- 「ゲイム(Geim)」=「宝石(Jewel)」
例)ロットゲイム(Rhotgeim)=赤い宝石(Red Jewel)
- 「ウィブ(Wyb)」=「女(Woman)」
例)メルウィブ(Merlwyb)=海の女(Sea Woman)
- 「レール(Rael)」=「牝鹿(Doe)」
例)デュスレール(Doesrael)=二頭の牝鹿(Two Does)
- 「ロナ(Lona)」=「集める者(Gatherer)」
例)スティルンロナ(Styrnlona)=星を集める者(Star Gatherer)
- 「ブリダ(Bryda)」=「花嫁(Bride)」
例)ブリスブリダ(Blyssbryda)=蕾の花嫁(Blossom Bride)
●さらに詳細なルール
2つの単語を組み合わせる際に、単語のスペルと発音に変化が生じる3つのルールが存在します。
・1つ目の単語に、名詞を形容詞として使う場合は「i(イ)」を足す
例)「氷のビール」を意味する名前の場合
「Ais(アイス)」+「i(イ)」+「Bhir(ビル)」=「アイシービル(Aisibhir)」
・2つ目の単語に、動詞を「~する者」という意味で使う場合は「a(ア)」を足す
例)「氷を砕く者」を意味する名前の場合
「Ais(アイス)」+「Braen(ブレーン)」+「a(ア)」=「アイスブレーナ(Aisbraena)」
・1つ目の単語に、動詞を形容詞として使う場合は「n(ン)」を足す
例)「導く(導いている)男」を意味する名前の場合
「Floer(フルール)」+「n(ン)」+「Mann(マン)」=「フルールンマン(Floernmann)」
●ゼーヴォルフの姓
ゼーヴォルフの姓は、父親の個人名に、「息子」を現す「シン」か、「娘」を現す「ウィン」を足すことで構成されています。
メルウィブ提督のラストネーム「ブルーフィスウィン」を例に見てみましょう。
例)ブルーフィスウィンの場合
「ブルー(Bloe):青」+「フィス(fhis):魚」+「ウィン(wyn):娘」
つまり、「青い魚」を意味する「ブルーフィス」という名の父親の元に生まれた「娘」であることが解ります。さて、この「ブルーフィス」さん、いつか出てくるのでしょうか?
ちなみに「トータ」と「ウィン」は、どちらも「娘」を意味する単語ですが、前者は個人名のみに、後者は姓にしか使えないというルールがあります。
ルガディン:ローエンガルデ
伝統的な「古ルガディン語」の名前を持つゼーヴォルフに対し、ローエンガルデはエオルゼアで広く使われている「共通語(※)」の名前を持ちます。それは、ローエンガルデが内陸部に移住し、ほかの種族と積極的に交流してきたからに他なりません。他種族からも解りやすく、覚えやすいように、自分たちの名前を「共通語」に翻訳したのです。
もちろん、ゼーヴォルフであっても「共通語」の通名を名乗る人もいれば、ローエンガルデでも伝統的な名前を使う人も~稀ではありますが~います。どこにでも変わり者はいる、という事ですね。
※FFXIVでは「エオルゼア共通語」を現す場合、英語で表記しています。地名や店名などに英語由来のものが多いのは、そのためです。
●ローエンガルデ男性の場合
ゼーヴォルフと同じく、2つの単語によって名前を構成しています。そして「自然界」から単語を引用することが多いという傾向があります。
例)トールマ・ウンテン(Tall Mountain)=高い山
例)スピニング・ブレイド(Spinning Blade)=回転する刃
例)アノニマス・ムース(Anonymous Moose)=名も無きヘラジカ
例)スティル・リバー(Still River)=静かなる川
例)アングリー・クァール(Angry Coeurl)=怒れるクァール
●ローエンガルデ女性の場合
男性と全く同じルールです。ゼーヴォルフの場合、主に使われる単語が8つに絞られていますが、ローエンガルデの女性には制限がありません。
強いて言えば、「植物」にまつわる単語が使われることが多いのですが、それは「男性名に植物の単語を使わない」とか「女性名に植物以外の単語を使わない」といったことを意味する訳でないのです。
例)ブルー・リリー(Blue Lily)=青い百合
例)ウィーピング・オーキッド(Weeping Orchid)=涙を流す蘭
例)ダイビング・スワロー(Diving Sparrow)=降下するスズメ
例)サイレント・モス(Silent Moss)=静かなる苔
●ローエンガルデの姓
ローエンガルデは、古くから他民族と交流しており、故郷である山岳部を出て傭兵産業や鉱業などに従事する若者が多くいます。そうした個人で行動する若者の間では、個人主義が根付いており、故郷から旅立った者は姓を捨てる人がほとんどなのです。
したがって、ローエンガルデの冒険者の多くが、個人名のみで通しています。
Community テーマ - FINAL FANTASY XIV ジャンル - オンラインゲーム